マウス・ユーザーマニュアル 1994-2001 Copyright All Rights Reserved FCC(米国連邦通信委員会)CLASS Bに関するステートメント 注: 本機はFCC規則第15章に定められたクラスBデジタル機器に関する規制要件に基づいて試験 が実施され、これに適合するものと認定されています。この規制要件は、住宅設備内で本機を操作 する場合の有害な電磁干渉に対し、合理的な保護手段を提供するために設定されています。 本機は 無線周波数エネルギーを発生、利用、また放射することがありますので、マニュアル手順通りに 設置および使用されない場合は、無線通信に有害な電磁干渉を引き起こす可能性があります。しかし、 特定の設置条件で干渉が発生しないことを保証するものではありません。本機が、電源のオン・オフ によりラジオ・テレビ受信に有害な干渉を引き起こしていると確認された場合、ユーザーは次の一つ あるいはいくつかの方法で対処を試みることをお勧めします。: * 受信アンテナの向きや位置を変える。 * 本機と受信機の距離を離す。 * 受信機の接続されている回路とは別のコンセントに本機を接続する。 * 販売店もしくは経験豊富なラジオ/テレビ技術者に相談する。 本機は、FCC規則第15章に準拠しています。操作は次の2条項に対応しています。: (1) 本機は、有害な電磁干渉を引き起こすものではない。 (2) 本機は、誤操作を招く干渉を含め、いかなる干渉も認識しなければならない。 1. ハードウェアのインストール 1-1.シリアル・マウスのインストール マウスをインストールするには、シリアル・ポート(COM1/COM2)を備えたコンピューターが必要です。    マウスをシリアル・ポートに接続してください。 1-2.マウス・ポート(PS/2) コネクタ付マウスのインストール 円形マウス・ポート・コネクタ付マウスをご使用の場合は、コンピューターの電源を切ってから、    マウスの接続又は取り外しを行ってください。 1-3.コンボ・マウスのインストール コンボ・マウスには、PS/2 (DIN 6) ケーブル・コネクタおよび PS/2 -> シリアル(COM 9) ポート・アダプタが付いています。 マウスをコンピューターに接続する前に、ご使用のマウス・ポートの種類を確認してください。    PS/2 portの場合は、オリジナルのPS/2ケーブル・コネクタに接続してください。 シリアル・ポートの場合は、アダプタをケーブルに接続してからシリアル・ポートに差し込んでください。 1. コンピューターの電源を切ります。 2. コンピューター上で利用可能な6ピン円形ポートの場所を確認します。 3. マウス・コネクタを円形マウスポートに差し込みます。 4. コンピューターを再起動します。 1-4.ワイヤレスマウスの選択およびID設定 受信機のコネクタをコンピューターに差し込み、LEDインジケーターが点灯するようにしてください。    受信機の底面にあるID設定ボタンを押すと、LEDライトが点きます。これでマウスのID設定が準備できました。: 4つあるマウスIDから1つを設定します: ID 1: ID 定義ボタン(マウス背面)を押します。 ID 2: コマンドキーとID 定義ボタンを同時に押します。 ID 3: ポップアップキーとID 定義ボタンを同時に押します。 ID 4: ホイールボタンとID 定義ボタンを同時に押します。 IDを選択し、マウスから信号を送信すると、マウスの受信機がそれを受信、自動検知し、マウスに対応して    作業リンケージを実現します。ID設定を完了すると、受信機のLEDインジケーターが、動作するマウスのあらゆる動きに    ライトの点滅で確認しながら対応していきます。IDを再定義したい場合は、受信機の底面にあるID設定ボタンを    押してから、再度マウスID設定を行ってください。 *ご注意ください: バッテリー交換時も、IDの再定義を同様に行ってください。 2. マウス・ドライバのインストール マウス・ソフトは Windows 95、Windows 98、 Windows ME、 Windows NT 4.0、およびWindows 2000をサポートします。 Windows NT 4.0の環境下で任意のソフトウェアをインストールする場合は、  インストール前にシステムの提供する修復ディスク・ユティリティ(RDISK.EXE)を使用して、  緊急修復ディスクを作成するよう強くお勧めします。 USBマウスは、Windows 98、 Windows MEおよびWindows 2000の環境下でのみサポートされますので  ご注意ください。 マウス・ソフトをインストールするにはSetup.exeを実行して下さい。 3. プログラムのアンインストール コントロールパネルの“プログラムの追加/削除”アイコン  をクリックするか、又はウィンドウズ・デスクトップの“スタート”ボタンにある“プログラム”に  setup.exeが作成したフォルダから、“アンインストール”アイコンをクリックすると、  マウス・ソフトをウィンドウズから削除できます。  インストールされているマウス・ソフトを選択し、“削除”ボタンをクリックして下さい。 4. マウス・モードの切り換え 4-1.マウス・ハードウェア・モードの切換え (モード・スイッチを使用する場合) シリアル・マウスは、マイクロソフト・シリアル・マウスもしくはマウスシステムズ・マウスとして    操作できます。マウスの背面に、スライド式スイッチがあります。スイッチは、'MS' と 'PC' の    2ポジションが可能で、スイッチを'MS' ポジションにセットすると、マウスは2ボタン・マイクロソフト・マウス    をエミュレートし、'PC'にすると3ボタン・マウスシステムズ・マウスをエミュレートします。 4-2.マウス・ハードウェア・モードの切換え (モード・スイッチを使用しない場合) 前項で述べたように、シリアル・マウスはマイクロソフト・シリアル・マウスもしくは    マウスシステムズ・マウスとして操作できます。マウスの操作するモードが、これら2モードの    どちらであるかは、パワーオン初期化の時点で決定されます。パワーオン初期化中に3ボタンの    いずれか1つでも押されると、マウスはマウスシステムズ・マウスをエミュレートし、ボタンが1つも    押されなければ、マイクロソフト・マウスをエミュレートします。     4-3.マイクロソフト・モード マウスがマイクロソフト・モードの場合は、左右の2ボタンのみ作動し、中央ボタンは無視されます。    このモードでは、マウスはマイクロソフト・シリアル・マウスを正確にエミュレートします。 4-4.マウスシステムズ・モード オートCADや、マウスシステムズ・マウスで性能強化するその他のソフトを使用する場合は、   このエミュレーションを選択して下さい。マウスシステムズ・マウスは3ボタンとも作動します。 注: Windows 95およびWindows NTはシリアル'MS'マウス・モードをサポートしますので、   パッケージのマウス・ドライバを初めてインストールする際は、マウスを'MS'モードに   切り換えることをお勧めします。インストール完了後、コンピューターの再起動時に 'PC'   マウス・モードに切り換えできます。 5. トラブル・シューティング 症状 1 : マウスが動かない 解決法 : - ご使用のソフトがマウスをサポートするか確認して下さい。 - マウスがコンピューター背面のシリアル・ポートに接続されているか        チェックして下さい。 - マウス・ドライバがシステムにインストールされているか確認して下さい。 症状 2 : 画面上のカーソルがある場所から動かない、また動きが不安定である。 解決法 : マウス・ケーブルが切れていたり、ひどくねじれていないかチェックして下さい。      ケーブルとマウスの接続箇所を念入りに検査して下さい。          症状 3 : カーソルの動きが角で止まり、マウスの動きに反応しなくなった。 解決法 : マウス・ドライバを実行し、マウスの動作モードをチェックして下さい。         症状 4 : マウスの動きが、カーソルの動きと一致しない。また移動中に止まったりする。 解決法 : シリコン・ゴム加工のボールとローラーを掃除して下さい。 症状 5 : Windows 95用マウス・タイプを選択し“OK”をクリック後、マウスが使用できない。 解決法  : キーボードを使って現行のウィンドウを閉じ、Windows 95によるコンピューターの 再起動指示が出るのを待ちます。Windows 95の再起動後、マウスは正常に動作します。 症状 6 : マウス・ドライバ・ソフトのインストール時に、画面に表示されるエラーナンバー-115 解決法 : ウィルス検査プログラムが、ファイル名変更防止のためシステム上で 使用されているので、このエラーが常に発生します。システム上で実行しているウィルス 検査ソフトを停止してから、再度セットアップを実行して下さい。 症状 7 : PS/2ポインティング・デバイスの検知問題 解決法 : マウスがマウス・ポートに接続されても、システムに検知されない場合は、      次のステップを試してください。: 1) マウス・ポートは、コンピューターのSETUPメニューから使用可能となる         ようにします。SETUPメニューに関するコンピューターの資料を確認してくだい。 2) シリアルおよびマウス・ポート・アダプタの両方を備えたマウスの場合は、シリアル・ポート         からマウスをコンピューターに接続して下さい。再起動し、マウスが適切に検知されているか         確認して下さい。 3) パッケージにアダプターが含まれていなかった場合、マウスはあるタイプのポート(シリアル又はPS/2)         でのみ動作するよう設計されたものです。マウスのサポートするポート・タイプに関してはパッケージを         ご照会ください。 問題が解決しない場合は、コンピューターの製造元から入手可能なコンピューターBIOS ROMのアップグレード をチェックして下さい。 IBMシンクパッドのようなノート型バソコンは、外部マウス・ポート、およびマウス・ポートに        接続される統合ポインティング・スティックの両方を備えています。このタイプのシステムに付属する        マウス・ポートで、マウスを動作できない場合は、シリアル・ポートを代用して下さい。 症状 8 : その他シリアル・デバイスとのコンフリクト 解決法 : ロジテック・マウスウェアのような、他メーカーが提供するマウス機能付ソフトには、本      マウスとコンフリクトする可能性のあるものがあります。こういったソフトは、      本マウス・ソフトをインストールする前に削除することを強くお勧めします。 症状 9 : ホイール操作の問題 解決法 : マウスにホイールが付いているが、ホイールがスクロールしない場合、次の点を確認して下さい。: 1) “ブラウザ・マウス”又は“マウス・コントロールパネル”のアプリケーションが適切にインストール          されているか確認して下さい。システムトレーに“ブラウザ・マウス”や“マウス・          コントロールパネル”のアイコンが見つからない場合は、マウス・ソフトを再インストールする          必要があります。 2) マウス・スクローリング機能付きのアプリケーションには、本マウス機能とコンフリクトするものが         あります。本マウス・ソフトをインストールする前に、これらのアプリケーションを削除して下さい。